4代目住職、尼僧です!

33歳で3児の母、ゆるりゆるりと住職やってます

私の頭の中

私が尼僧である意味

先日、お寺に安産祈願のご依頼がありました。 電話を掛けてきてくれたのは檀家さんのお宅のお嫁さんでした。 「今月で5ヶ月になるので、次の戌の日に…」 「あ、もう5ヶ月になるんですね。早いですね~。」 というのも、実は私が出産前の妊婦検診で通院して…

これまでの私の話をしてみよう

今日はこれまでの私の足取りについての話をしてみよう。いつものブログとは文体が異なるが、それは自分自身の話をするので少し気恥ずかしい思いがあるためなのでご容赦いただきたい。 どうして僧侶になったのか。どうして住職になったのか。よく訊ねられる。…

私が人付き合いで心がけている3つのこと

仏教の教えはまったく関係ありません。 私が人付き合いで心掛けている3つのことです。 【1】お願いされたことは「快く」受ける これは見習いたいと思う人がいます。 その人はとても忙しい人なはずなのですが、その人にお願いをすると、 「いいよいいよ、任…

ゴールデンウイークから学んだお釈迦さまの教え

10年前、私は札幌の学習塾で働いていました。週に1~2日は教室へ行き小学生と中学生のクラスで授業をして、残りの日は本社でテキストやテストの制作をして…というような仕事でした。学習塾ではお盆やお正月は冬期講習・夏期講習の真っ只中なので他の会社のよ…

お坊さんも足がしびれることあるんですねーって…当たり前でしょうが!!!!!

僧侶は足がしびれない生き物だと思ってくれている方がたまにいらっしゃるようですが… そんな訳ないです。お坊さんだって長時間正座していたら足はしびれます。血が通っている人間ですから。お坊さんだって人間なんですから。 でも、「足がビリビリ痺れて動け…

妊婦とお葬式

「妊婦は火葬場に行ってはいけない」 「妊娠中に葬式に出るとアザのある子が産まれる」 など、昔は妊娠中のお葬式にまつわる迷信があったようです。僧侶である私も二度の妊娠出産をしましたが、妊娠中は「妊婦さんなのにお葬式は大丈夫なの?」「お腹に鏡を…

サバ断ちって知っていますか?

断ち物(たちもの)とは、神仏に願掛けをした時に、自分の好きな食品や嗜好品もしくは薬などを絶って、禁欲により願掛けを強力にできるという民間信仰。断ち物とするものは酒、煙草、茶、薬品などさまざまで、最初は身を清める目的に近い信仰対象の嫌うもの…

丸六年経ちまして

「住職さん、立派になったねえ。お葬式のときはまだ初々しかったけど。」 先日の7回忌法要にて、檀家さんの親族の方にそう声を掛けてもらいました。嬉しいような恥ずかしいような申し訳ないような。6年前の葬儀のときの私は、それはそれは頼りなかったこと…

最後の煙を見て思うこと

私は葬儀の導師を勤めたとき、火葬場まで同行するようにしています。炉前で読経し、最後に皆さんとともに合掌して炉の扉が閉じるのを見届けます。 その後、ご遺族は火葬場の待合室で収骨の準備が調うのを待ちますが、私は一人でお寺に戻ります。そのとき、建…

お経は覚える必要なし!

「お経をなかなか覚えられないんだけど、どうしたら覚えられますか?」 「どのお経を覚えたらいいですか?」 よく聞かれるのですが、私は高野山での修行中、こう教わりました。 「経は読むべし」 お経は覚えるものじゃない。経本を見ずに読んで、もしも間違…

若すぎる遺影はおかしい?

結論からいうと、遺影が亡くなった年よりも若くてもいいんじゃないかと私は思います。だって、その時代を含めてすべてがその方の一生なんだから。 先日お勤めした葬儀でのことです。 亡くなったのは90歳すぎのおばあちゃん。病気をして入院してからも、最期…

四季を感じながら生きられるって素晴らしい☆

今朝、子供達を保育園に送り届けるため、子供達を引き連れ玄関を出ると、羊蹄山のあたまには真っ白な雪が。 「わぁ~!見て見て!羊蹄山に雪が降ったよ!!」 毎日見ている羊蹄山ですが、特別キレイに見える日はやっぱりちょっとテンションが上がります。四…

住職に見えない私の小さな悩み

私は普段は洋服を着ています。いつも衣や作務衣を着ているわけではありません。髪の毛は肩より少し長いくらいあり、結んでいるときもありますが下ろしているときもあります。住職が女であることを知らない人は、私のことを見て住職だと思う人はまずいないで…

愛犬を亡くした檀家さんのお宅で見た "供養で大切なこと"

毎月お参りに行っている檀家さんのお宅で、ペットのワンちゃんが亡くなりました。 よく吠えるワンちゃんで、私の車のエンジン音に反応していつもピンポンを押す前から激しく吠えられました。最初は歯をむき出して怒っていましたが、いつの頃からかそれが「い…

懐かしい人に会える季節、お盆♪

「…あれ?…〇〇か??」 「……???」 「オレだよ、オレ! △△だよ!」 「おぉーー!! 久しぶりだな!! お前、ずいぶん年くったなあ!!」 「お前もだよ、懐かしいなあー」 お盆に寺で留守番をしていると、たまにこういう場面を見かけます。 この村で生まれ…

僧侶が忙しさで走り回るから師走というのなら、師走は今でしょ!

師走=12月とは、年末で僧侶(師)が忙しく走り回るから「師走」というらしいですね。僧侶が忙しくて走り回るのなら、師走は8月でしょう!!!と、毎年毎年思う私です。8月にはお盆があります。お盆とは、宗派によって考え方に違いはありますが、あの世に逝っ…

今年はみんな逃げないで☆子供達をゲットだ!おやつ大作戦☆

明日からうちのお寺のお盆参りが始まります。お盆参りとは、「盆経(ぼんぎょう)」や「棚経(たなぎょう)」と呼んだりもしますが、お盆の期間中、檀家さんのお宅の仏壇をお参りに行きます。そのとき、夏休みということもあり、いくつかのお宅で子供たちと…

私がお墓で怖いものといえば、ユーレイよりも〇〇です!

お墓で怖いもの…ハチです。 これから8月に入りお盆が近くなってくると、家族が帰省してきたりするので「みんなでお墓参りに行きたいから、お経お願いします」や「みんなが揃ったときに納骨したいのですが」などといった連絡が増え、私もお墓に行く機会が多く…

三歳娘にとっては初めてのお葬式、私にとっては久々の遺族側。人の死ってやっぱり悲しいもの。

近所に住む叔父*1が亡くなりました。月曜日、前回のブログを書き終わり寺報のポスティングに回っていたときのこと、母から電話が入り叔父が救急車で運ばれたと知らされました。急いで寺に戻って母と一緒に搬送先の病院へ向かいましたが、叔父は亡くなってい…

2歳半の女の子の遺影を前に思う、子供が育つって当たり前じゃないってこと

一昨年のことです。今は3歳半になる娘がまだ1歳半だったとき、娘が夏風邪をこじらせて肺炎を起こしてしまい入院することになりました。娘が入院した病院は親の付き添いが必要で、私も一緒に病院に泊まり込んでいました。お参りの予定があったお宅に連絡して…

39歳で夫を亡くし50回忌を終えた奥様の姿を見て、私もしみじみ考えた

昨日はある檀家さんのお宅の法事に行ってきました。旦那さんの50回忌だそうです。顔を知る人の50回忌もなかなかできないことなのに、自分の旦那さんの50回忌を行うとは珍しいことだと思います。 奥様はいつもにこにことしていてとても人当たりの柔らかい方で…

だって、お寺に生まれちゃったんだもん!

住職になってあっという間に5年半が経ちました。住職として5年半やってきたけれども、正直言って今でも悩んでいます。 5年半前、27歳の冬、住職の任命式のために本山・高野山へ行ったとき、この日が終われば住職だというのに「こんな私が住職やっていいのか…

初めまして、住職です!

私はお寺の住職です。たぶんちょっと珍しい女の住職です。 昭和57年生まれで現在32歳です。住職としては若いほうだと思います。 私は北海道の小さな村にある真言宗のお寺に一人娘として生まれました。26歳のときに先代住職である父を亡くし、27歳で住職とな…