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4代目住職、尼僧です!

33歳で3児の母、ゆるりゆるりと住職やってます

最後の煙を見て思うこと

私は葬儀の導師を勤めたとき、火葬場まで同行するようにしています。炉前で読経し、最後に皆さんとともに合掌して炉の扉が閉じるのを見届けます。

その後、ご遺族は火葬場の待合室で収骨の準備が調うのを待ちますが、私は一人でお寺に戻ります。そのとき、建物の外へ出て車に向かって歩いていると、いつもちょうどそのときです、ボイラーの動き始める音がして大きな煙突から煙が上がり始めます。
「ああ…これで本当にお別れなんだ…もう顔を見ることはできないんだ…」
とそのとき改めて実感させられます。
 
 
 心のこもった葬儀をしたい。だけど私は導師。泣いていては引導は渡せない。葬儀はしっかり執行するかわりに、最後のお別れである火葬場では感情を出してもいいかなって思っています。