4代目住職、尼僧です!

38歳で3児の母、ゆるりゆるりと住職やってます

我が寺のとっても地味なお正月

f:id:shingon_in:20160102112924j:plain

新年明けましておめでとうございます。

前回のブログから1ヶ月以上が経ってしまいました。帯状疱疹による痛みでいろんなことに対する気持ちがぽっきり折れること約1ヶ月。その間に年の瀬が近づきバタバタとしてしまい、すっかりご無沙汰となってしまいました。

…と、これは完全に言い訳です。帯状疱疹はもうすっかり良くなりました。今年も元気にがんばります♪

さて、「お正月は、お寺って忙しいんでしょ?」とよく聞かれます。答えは「お寺によります」です。ちなみにうちのお寺は一般家庭とほとんど変わらない年越しです。少しお寺らしいことといえば、大晦日の夕方に年納めのお勤めをすることと、正月の1日から3日までの朝、年初めのお勤めを家族全員ですること、くらいでしょうか。

f:id:shingon_in:20160102111021j:plain

これは大晦日の午後5時すぎ、薄暗くなった頃に雪の中で本堂の明かりが灯っているのが綺麗でこの景色が気に入っています。

 

除夜の鐘もなければ、お正月に特別な法要をするわけでもなく、初詣に来る人もほとんどいません。何名かの檀家さんが12月30日か31日頃に納骨堂にお正月のお供えに来るくらいです。ですから、大晦日の夜は家族水入らずで年越しそばを食べ、紅白歌合戦を見て、そして穏やかに年を越しました。

年明けも1月1日に村の仏教会の新年会に出席していましたが、それ以外は親戚が訪ねて来たり子供達と遊んだりで、お寺らしいことはなにもありません。ふつうのお正月です。

 

1月3日の午後からは、村内の檀家さんのお宅へ年始参りをはじめます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。