私のお気に入りの「修多羅(しゅたら)」をご紹介します。
まず、「しゅたら」とは、
コレのことです。
「しゅたら」はサンスクリット語「スートラ」のことで、「スートラ」は経典などを意味します。袈裟の背中側、左肩からぶらりと垂れ下がっているこの組紐は、もともとは経典を背負うためのものだったようです。
ちなみに今はこれを使って経典を背負ったりはしません。ただぶらりと垂らしているだけです。
私が住職に就任するとき、記念に袈裟を作ってもらいました。導師を勤めるときに身につける「七條袈裟(しちじょうげさ)」と言われる袈裟、いわゆる勝負服です。その袈裟に合うように法衣店の社長さんが組紐の色を考えて作ってくれたのがこの「しゅたら」。ピンク・緑・紫・金を組み合わせて作られています。
ほら、見てください。可愛い。
色づかいがとっても可愛い。
当時27歳で住職になった私に合うように作ってくれたんだろうなと思います。
サイズも、普通のものに比べたら一回り小さく作られています。
上のものが普通サイズもの、下のものが私のです。
ほら、小ぶりで可愛い。
他のお寺さんも、檀家さんも、「その修多羅かわいいねー」なんて褒めてくれる人はいないけど、密かにメチャメチャ気に入っています。
そういえば、今年の夏用に「折五条(おりごじょう)=普段用の袈裟」を買いました。
これも夏らしくて可愛い。お気に入りです。
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