お寺の畑の片隅、植えた覚えのない場所からひまわりの芽が出てきました。
ど根性の中のど根性ひまわりです!!
どういうことかというと・・・・・・
「ど根性ひまわり」とは?
宮城県石巻市でのこと。東日本大震災の大津波のあと、瓦礫の中から一本のひまわりが芽を出しました。津波によってどこからか流れ着いた一つのひまわりの種が、塩害にも負けずにたくましく育ち、その夏、大きな花を咲かせました。勇気をもらった石巻の人たちは、そのひまわりを「ど根性ひまわり」と呼びました。
その夏の終わりに採れた約150個の種は2世3世と生命を繋ぎながら、日本各地や海をも越えて大勢の人に育てられています。2011年の夏に花を咲かせたひまわりが一世とすると、今年2021年に咲く花は【ど根性ひまわり11世】です。
「ど根性ひまわり10世」から「ど根性ひまわり11世」へ
去年の春、縁あってど根性ひまわり10世の種が真言院にやってきました。真言院の裏の畑で育て、その種をとりました。3月の法要のとき、お参りくださった皆さんに真言院の畑でとれた【11世の種】を持ち帰ってもらいました。
ここまでの話はこちらに↓↓↓↓↓↓
そして、今年ももちろん、お寺の畑に【11世の種】を植えました。しかし、その植えた場所以外のところからひまわりが生えてきたのです。考えてみると、きっとこれは鳥に食べられてしまった種の一部です。鳥が落とした種が冬を越え春に土に根を張り芽を出したのです。
すごい!!ど根性!!!!
今年も元気にたくましく大きな花を見せてくれるのか、来年に繋ぐ種はちゃんと採れるのか。夏がとても楽しみです。