4代目住職、尼僧です!

38歳で3児の母、ゆるりゆるりと住職やってます

丸六年経ちまして

「住職さん、立派になったねえ。お葬式のときはまだ初々しかったけど。」

先日の7回忌法要にて、檀家さんの親族の方にそう声を掛けてもらいました。嬉しいような恥ずかしいような申し訳ないような。6年前の葬儀のときの私は、それはそれは頼りなかったことと思います。

あの頃、私は本当に新米僧侶でした。真言宗の僧侶として認められる「伝法灌頂(でんぽうかんじょう)」を受けてからまだ3ヶ月だったし、修行を始めたときから数えても1年以内でした。右も左もわからない、でもやるしかない。常に自らのキャパシティーオーバーを感じていました。そんな様子をたぶんみなさん冷や冷やしながら見守ってくれていたんだろうと思います。

導師一年生の私が送った檀家さん方が、今年7回忌を迎えていきます。6年前の葬儀のこともけっこう覚えているもので、至らなかったところがいろいろと思い出されます。そんな申し訳ない気持ちも抱えつつ、これからもしっかり供養を続けさせてもらおうと思いました☆