うちのお寺はこんな活動に参加しています。
「おてらおやつクラブ」は、お寺にお供えされるさまざまな「おそなえもの」を、仏さまからの「おさがり」として頂戴し、全国のひとり親家庭を支援する団体との協力の下、経済的に困難な状況にあるご家庭へ「おすそわけ」する活動です。
(おてらおやつクラブより)
うちのお寺でもお寺にお菓子をお供えいただいたり、法事などのお下がりなどでお菓子をいただくことがあります。「お子さんにあげてください」と言われることも多いのでそれらのお菓子は家族でいただくこともありますが、家族では食べきれないこともあります。お寺のお手伝いをしてもらったりと檀家さんが集まる機会があればお茶菓子にしたり、農家さんからお野菜をいただくことがあればお礼にお渡ししたりしていますが、タイミングが合わず賞味期限が切れてしまうことがあります。*1
きっと、うちの他にもそんなお寺が多くあったのでしょう。そのお菓子を食べてくれる子供がいる家庭に届けよう!という活動が数年前から始まりました。うちとしては賞味期限切れになって無駄にしてしまうお菓子を減らせるのでありがたい。そしてそれで喜んでくれる人がいる。まさに一石二鳥。
おやつを送っている支援先の団体からいただくお礼のメールでは、おやつを届けた家族からの声も届けてくれます。
今、私も3人の子育てをしているので、子育てをしながら働くってものすごく大変なことだと身をもって感じています。私は夫や母に子育てや家事を負担してもらいながらなんとか仕事をしていますが、それを一人でこなせと言われたら「いや、無理」の一言です。子供は保育園に預けていても熱を出して帰ってくることがよくあります。そうしたら仕事を早退して子供を迎えに行かなきゃいけない。病気が治るまでその後数日間は仕事を休まなければならない。そんな状況でも雇ってくれて、しかも子供を養育できるだけの稼ぎを出さなきゃいけない。仕事を見つけるだけでも途方に暮れそうです。しかし、そんな中で必死に生き、子供たちを育てている人がいるんです。
顔が見えない支援先家族の姿を想像しながらお菓子を詰めました。
そうめんは、子供が集まるときに流しそうめんにしてくれたりするそうです。楽しそう。子供たちが喜んでくれるといいな☆
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*1:賞味期限が切れたものは当然他の方にあげる訳にもいかず…私がおやつで食べるお菓子は賞味期限切れのものばかりです。なにも問題なく食べられるのに、最近のお菓子は賞味期限が短すぎ!なんとかして!!